
牧者の言葉 − 「祈り支えあう教会」その7
08/03/16の講壇より − 「神の言葉はますます栄え広がる」
編集中です
「神の言葉はますます栄え広がって行った」。これまでの初代教会の伝道の有様を要約した言葉です。
この言葉に13章から宣教の中心地がエルサレムからアンテオケへ、中心人物がペトロからパウロへ、宣教の対象がユダヤ人から異邦人へ、と変わっていくことも暗示していす。今朝のテキストには高慢なヘロデ王の急死のことが書いてあります。ヘロデ王は使徒ヤコブを殺し、ペトロをも殺そうとして、天使の導きと教会の祈りに邪魔されてペトロに逃げられてしまいました。彼は兵隊を処刑して、ユダヤからカイザリヤに下ってそこに滞在しました。ヘロデはティルスとシドンの住民にひどく腹を立てていました。そこで住民たちは食糧をヘロデの国から得ておりましたのでそろって王を訪ね、その侍従ブラストに取り入って和解を願い出ました。定められた日にヘロデ王の服を着けて座に着き、演説をすると集まった人々は「神の声だ。人間の声ではない」と叫び続けました。住民たちは食糧が欲しいために、ヘロデ王を神としてあがめようとしていったお世辞の言葉です。するとたちまち主の天使がヘロデを打ち倒しました。神に栄光を帰さなかったからです。ヘロデは、王である自分が、あたかも神であるかのように思う高慢が裁かれたのです。ヘロデは蛆に食い荒らされて死んでしまいました。福音宣教の最大の敵が取り除かれ、バルナバとサウロ(パウロ)たちの異邦人伝道の道は大きく開かれたのです。